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50代ランナー2026年10月14日

50代からランニング仲間を見つける方法|
週1回の運動は48.6%、60代で増える前に始めたい理由【2026年】

「健康のためにそろそろ運動を」と思いながら、なかなか一歩目が出ない50代は少なくありません。スポーツ庁の調査では、50代で週1日以上運動している人は48.6%。一方で「週1日以上したい」と考えている人は63.0%にのぼります。実施率が大きく伸びるのは、仕事が一段落しやすい60代以降です。本記事では公的データをもとに50代の運動事情を整理し、同世代の仲間とゆっくり走ることで、60代を待たずにランニングを習慣にする方法を解説します。

この記事でわかること

150代の運動実施率と「したいのにできていない」差の実態
250代からランニングを始める・再開するメリット
350代が一人で走ると続かない理由と、仲間がいると変わること
450代に合ったランニング仲間の見つけ方と、安全に長く続けるコツ
48.6%
50代の週1日以上のスポーツ実施率
60代は55.9%(スポーツ庁 令和6年度)
14.4pt
50代の「したい」と「している」の差
実施希望率63.0%との差(同上)
12.6%
男性50代のジョギング・ランニング実施率
2022年から増加(笹川スポーツ財団)
調査データ

年代別|週1日以上のスポーツ実施率(男女計)

0%20%40%60%80%49.3%20代46.2%30代45.9%40代48.6%50代55.9%60代68.2%70代

出典:スポーツ庁「令和6年度 スポーツの実施状況等に関する世論調査」(2025年3月11日公表、週1日以上の運動・スポーツ実施率)

調査データ

50代男女|「週1日以上したい」と「実際にしている」の差

男性50代(差 13.3ポイント)したい(希望率)64.4%している(実施率)51.1%女性50代(差 15.6ポイント)したい(希望率)61.6%している(実施率)46.0%

出典:スポーツ庁「令和6年度 スポーツの実施状況等に関する世論調査」(週1日以上の運動・スポーツ実施希望率と実施率)

目次

  1. データで見る50代の運動事情
  2. 50代からランニングを始める・再開するメリット
  3. 50代が一人で走ると続かない理由
  4. 50代に合ったランニング仲間の見つけ方
  5. 50代が仲間と安全に長く走るためのポイント
  6. よくある質問

①データで見る50代の運動事情

スポーツ庁「令和6年度 スポーツの実施状況等に関する世論調査」によると、20歳以上で週1日以上運動・スポーツをしている人は52.5%でした。年代別に見ると、20代49.3%、30代46.2%、40代45.9%、50代48.6%と、20代から50代までの「働く世代」はいずれも全体平均を下回っています。スポーツ庁も「20代〜50代の働く世代で引き続き低い傾向」と指摘しています。

ところが60代になると実施率は55.9%、70代では68.2%まで上がります。50代から60代にかけて7ポイント以上伸びる計算です。定年や再雇用で働き方が変わり、自由に使える時間が増えることが一因と考えられますが、裏を返せば50代は「時間ができたら運動しよう」と先送りしやすい年代ともいえます。

意欲がないわけではありません。50代で「週1日以上運動したい」と答えた人は63.0%。実際の実施率48.6%との差は14.4ポイントです。男女別では、男性50代が希望率64.4%に対して実施率51.1%(差13.3ポイント)、女性50代が希望率61.6%に対して実施率46.0%(差15.6ポイント)で、特に女性で「したいのにできていない」状態が目立ちます。

ランニングに絞ると、笹川スポーツ財団「スポーツライフに関する調査」(2024年)では、男性50代のジョギング・ランニング実施率(年1回以上)は12.6%。20歳以上全体の実施率が7.4%(推計758万人)と減少傾向にある中で、男性50代は2022年の前回調査から実施率が増加した数少ない層です。同世代で走り始めている人は、決して少なくありません。

POINT

50代は「意欲はあるが、まだ時間に追われている」年代。60代を待たず、短い時間でも走る習慣を先につくっておくことが、その後の10年、20年の差になります。

②50代からランニングを始める・再開するメリット

ランニングは道具が少なく、シューズとウェアがあれば自宅の前から始められる運動です。ジムのように営業時間や会費を気にする必要もありません。予定が読みにくい50代にとって、「空いた30分ですぐできる」ことは大きな利点です。

また、学生時代や30〜40代に一度走っていた人にとっては「再開」のハードルが低い運動でもあります。体力は以前と同じではなくても、ペースを落とせば誰でも続けられるのがランニングのよいところです。

体力の変化を自分で把握できる

同じコースを走ると、タイムや息の上がり方で体の状態がわかります。健康診断の数字だけでなく、日々の実感として体と向き合うきっかけになります。

職場以外の人間関係ができる

50代になると、付き合いが仕事関係に偏りがちです。走る仲間は年齢も職業もさまざまで、肩書きと関係なく話せる関係が生まれます。定年後の居場所づくりにもつながります。

ゆっくりでも成果が見えやすい

「5kmを歩かずに走れた」「ハーフマラソンを完走した」など、50代からでも達成できる目標を立てやすいのがランニングの魅力です。

気分転換と生活リズムが整う

朝や仕事終わりに走る時間を決めると、一日の区切りができます。仕事や家庭のことから少し離れて頭を切り替える時間にもなります。

一方で、50代からのランニングは「速く・長く」を目指すものではありません。大切なのは、無理のないペースで週1〜2回でも続けることです。そして続けるうえで一番の支えになるのが、一緒に走る仲間の存在です。

③50代が一人で走ると続かない理由

「したい」と思っている人が6割を超えるのに、実際に週1日以上できている人は5割に届かない。この差には、50代ならではの事情が関係していると考えられます。

×
仕事の責任が重く、予定が読みにくい
管理職や現場の中心として急な対応が入りやすく、「走るつもりだった時間」が真っ先に削られがちです。
×
家族の事情で自分の時間が後回しになる
子どもの進学や独立、親の介護など、家族の予定が自分の予定より優先されやすい時期です。
×
体の変化への不安から、始める前に止まってしまう
「膝が心配」「久しぶりに走って倒れたら」という不安が、一人だと最初の一歩を重くします。
×
一人で走るとペース配分を誤りやすい
若い頃の感覚で走ってしまい、翌日の疲れや痛みで「やっぱり無理だ」とやめてしまうケースもあります。

こうした壁は、意志の強さだけで乗り越えるのが難しいものです。参考になるのが、スポーツ庁の同じ調査にある職場の取り組みのデータです。勤務先で運動・スポーツを活用した取り組みがある就業者の週1日以上の実施率は70.1%、取り組みがない就業者は46.3%でした。周りに運動する仕組みや環境があるかどうかで、実施率に20ポイント以上の差が出ています。

職場の制度がなくても、「この日のこの時間に一緒に走る」という約束があれば、走る予定は他の予定と同じように扱われるようになります。同世代の仲間なら体力や体の悩みも共有でき、ペースを抑えて走ることにも抵抗がありません。一人では先送りしがちな50代こそ、仲間の力を借りる価値があります。

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年代・ペース・エリア・日時で絞り込んで、近所で一緒に走れる仲間を探せるランニング特化のマッチングサービス。ゆっくりペースやウォーキングの募集もあります。

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④50代に合ったランニング仲間の見つけ方

仲間探しの方法はいくつかありますが、50代の場合は「ペースが合うか」「時間の融通がきくか」「体の事情を理解してもらえるか」の3点で選ぶと失敗しにくくなります。

ランニングマッチングサービスで同世代・同ペースの人を探す

年代やペースで絞り込めるサービスなら、「同じくらいの年齢で、ゆっくり走りたい人」に直接出会えます。1回だけ一緒に走ることから始められるので、合わなければ無理に続ける必要もありません。予定が読みにくい50代に向いた方法です。

地域のランニングクラブ・サークルに参加する

定期練習の曜日が決まっているクラブは、生活のリズムに組み込みやすいのが利点です。体験参加を受け付けているクラブも多いので、雰囲気やペースを確かめてから入るとよいでしょう。

自治体やスポーツ施設のランニング教室に参加する

初心者向けの教室では、正しいフォームやウォーミングアップを学びながら、同じタイミングで始めた参加者と知り合えます。教室終了後も一緒に走る関係につながりやすい方法です。

ウォーキング仲間から始めて、徐々に走る

いきなり走るのが不安なら、ウォーキングの募集に参加し、慣れてきたら歩きと走りを混ぜる形に移るのもひとつの方法です。

募集を探すときや自分で募集を出すときは、「ゆっくりペース」「50代中心」「初心者・再開組歓迎」など、条件をはっきり書いておくのがコツです。参加する側も「自分が浮かないか」が一番の不安なので、条件が明確な募集ほど同じ気持ちの人が集まります。

時間帯は、出勤前の朝、仕事終わりの夜、週末の午前など、自分が確保しやすい枠を1つ決めて探すと見つかりやすくなります。毎週でなくても、月2回の約束から始めれば十分です。

⑤50代が仲間と安全に長く走るためのポイント

仲間と走り始めたら、次は「長く続ける」ことが目標です。50代ならではの注意点を押さえておきましょう。

01

持病や気になる症状がある人は、始める前に医師に相談する

血圧や心臓、関節などに気になる点がある場合は、運動を始める前にかかりつけ医に相談しておくと安心です。健康診断の結果を確認しておくのもよいでしょう。

02

「会話ができるペース」を基準にする

隣の人と話しながら走れるくらいのペースが目安です。息が上がって話せなくなったら、歩きに切り替えて構いません。仲間にもそう伝えておくと気が楽になります。

03

準備運動と整理運動の時間を取る

走る前後のストレッチやウォーキングを、集合後に全員で行う流れにしておくと習慣になります。一人だと省きがちな部分こそ、仲間と一緒に行う意味があります。

04

体調が悪い日は無理に参加しない

疲れや痛みがある日は、休む・歩くだけにするなどの判断を優先しましょう。「休んでも気まずくない」関係をつくっておくことが、結果として長く続けるコツです。

05

小さな目標を共有する

「3ヶ月後に5kmを走り切る」「来年の地元大会に一緒に出る」など、仲間と目標を共有すると、走る理由が自分だけのものではなくなります。

初めての相手と走るときは、人通りのある公園やランニングコースを集合場所にし、明るい時間帯を選ぶと安心です。走ったあとにお互いを評価・コメントできる仕組みがあるサービスなら、次に誰と走るかを決める参考にもなります。

POINT

50代のランニングは「速さ」より「続けること」。会話できるペースで、休みたい日は休める仲間と走ることが、60代・70代まで走り続ける近道です。

よくある質問

Q. 50代でランニング未経験でも仲間を探して大丈夫ですか?

A. 大丈夫です。ゆっくりペースや初心者歓迎の募集を選べば、未経験でも参加しやすくなります。最初はウォーキングと走りを組み合わせる形でも問題ありません。

Q. 若い人ばかりの募集に入るのは気が引けます。

A. 年代で絞り込めるサービスを使えば、同世代が中心の募集を探せます。見つからない場合は、自分で「50代中心・ゆっくりペース」と書いて募集を出すと、同じ気持ちの人が集まりやすくなります。

Q. 仕事が忙しく、毎週決まった日に走れません。

A. 1回ごとに参加できる募集型のサービスなら、予定が空いた日だけ参加できます。慣れてきたら、月2回など無理のない頻度で同じ仲間と約束するのがおすすめです。

Q. 膝や腰が心配です。走っても大丈夫でしょうか?

A. 持病や痛みがある場合は、始める前に医師に相談してください。そのうえで、会話できるペースを守り、準備運動を十分に行い、痛みがある日は休むことを仲間と共有しておくと安心です。

Q. RunMatchは無料で使えますか?

A. RunMatchは無料で利用できます。募集の作成・参加、条件での絞り込み、参加後のチャットなどの機能が使えます。

参考データ

  • スポーツ庁「令和6年度 スポーツの実施状況等に関する世論調査」(2025年3月11日公表)
  • 笹川スポーツ財団「スポーツライフに関する調査」2024年(2025年10月9日プレスリリース)
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