専門外でも勝ち切る——
後藤大樹、冷雨の青森国スポ110mHで13秒63の2年ぶりV【2026年】
2026年10月15日、青森国スポ陸上の初日。少年共通男子110mHで、洛南高2年(京都)の後藤大樹が冷たい雨の向かい風(-1.0m)の中、13秒63で優勝しました。本職は400mH。9月末の名古屋アジア大会では400mHで銀メダルを獲得した17歳が、専門外の種目でも勝ち切った理由を分析します。
この記事でわかること
9月末〜10月中旬の実戦スケジュール
出典:月刊陸上競技オンライン(2026/10/15)
①決勝の結果とレース展開
冷たい雨で気温も低い中のレース。後藤は1台目までを7歩で入ったため、序盤はやや後手に回りました。しかし、1台ずつ加速するようにハードルを越え、先行していたU20世界選手権代表の鎌倉舞飛(三重・近大高専)とインターハイ3位の淺内湧一朗(東京・日大豊山高)に10台目で並びます。そこからフィニッシュまでのスプリント勝負で逆転し、13秒63で優勝しました。
POINT
13秒63はU20規格(ハードル高99.1cm)のタイムで、一般規格の110mHとは別物です。順位を競う大会で、後半に勝負できる走りを選んだ点がこのレースの見どころでした。
②後藤大樹選手のこれまでの歩み
後藤は2024年の国スポ(千葉)で、中学3年の少年B110mHを13秒83の中学最高記録で制した選手。今回はそれ以来2年ぶりの国スポ優勝です。9月末の名古屋アジア大会では、400mHで日本歴代2位タイの47秒93をマークして銀メダルを獲得しました。
その後も10月4日のU20日本選手権200mで優勝、10月10〜11日の日本選手権リレーでは5位に入ったチームの3走を務め、そして今大会。ここ数週間は連戦続きでした。レース後には「この雨のなか、気温も低いなかで、自分の勝負強さは出せたかなと思います」とコメント。疲労については「しっかり寝て食事をとればだいたい回復できる」と語っています(月刊陸上競技配信記事より引用)。
③冷雨でも勝ち切れた理由(考察)
ここからは報道されたレース展開と本人コメントを踏まえた上での考察です。
400mH選手の「後半に強い」体力が、悪条件で生きた
400mHは後半まで加速を保つ種目です。冷雨・向かい風で前半のスピードが出にくい状況でも、終盤までリズムを崩さずに走れる体力と技術が、10台目での逆転につながったと見られます。
1台目を7歩にした、後半に伸びる設計
本人は1台目を7歩にしたことについて「後半に伸びるメリットがある」と捉えていました。序盤で後手に回ることを許容し、後半に脚を残す設計が、ゴール前の逆転を生んだと考えられます。
連戦の中で積み上げた大舞台の経験値
アジア大会での銀メダルを含め、短期間に大きな舞台を何度も経験していることが、冷たい雨という悪条件でも動じない精神面につながったと見られます。「勝負強さ」という本人の言葉通りの内容でした。
④2日後の300mHへの期待
後藤は2日後(10月17日)に、高校最高記録を持つ得意の300mHを控えています。110mHで勝ち、疲労も「寝て食べれば」と言い切る17歳が、本職に近い種目でどんな走りを見せるのか。国スポ最終盤の大きな注目種目になりそうです。
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よくある質問
Q. 後藤大樹選手の国スポ110mHの結果は?
A. 2026年10月15日、少年共通男子110mHで13秒63(-1.0)で優勝しました。U20規格(ハードル高99.1cm)の記録です。
Q. 本職は何の種目ですか?
A. 400mハードルです。9月末の名古屋アジア大会では47秒93(日本歴代2位タイ)で銀メダルを獲得しました。
Q. 国スポの優勝は何回目ですか?
A. 2024年の少年B110mH(13秒83、中学最高)に続き、今回が2年ぶりの優勝です。
Q. RunMatchで雨の日も一緒に走れる仲間は探せますか?
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