最後の1周で逆転——
高2・近藤楓香、青森国スポ2000m障害でU20・U18日本新6分31秒52【2026年】
2026年10月15日、青森国スポ陸上の初日。少年女子A2000m障害で、聖カタリナ学園高2年(愛媛)の近藤楓香が6分31秒52のU20日本新・U18日本新・大会新で優勝しました。序盤は先行する神村学園高の選手を追う展開でしたが、ラスト1周で逆転。本人が「まさか日本一が取れるとは」と語った初の全国タイトルを分析します。
この記事でわかること
レース展開(報道に基づく流れ)
出典:月刊陸上競技、あいテレビ、NHK配信記事(2026/10/15)
①決勝の結果とレース展開
スタート直後から先頭に立ったのは、ムリティ・マーシー(鹿児島・神村学園高2)でした。近藤はその後ろの2番手付近で落ち着いて進めます。終盤、先行したマーシーが脚の疲労でペースを落とすと、近藤は差を詰め、ラスト1周で水濠を越えてから一気に逆転。そのままフィニッシュして、6分31秒52のU20日本新・U18日本新・大会新をマークしました。
POINT
本人は「タイムよりも順位を狙っていました」と語っています。順位を意識して勝負した結果として日本新がついてきた、というのがこのレースの本質です。
②近藤楓香選手のこれまでの歩み
近藤は中学時代、全国中学校大会の1500mで2位に入った実力者でした。今回が初の全国タイトルです。障害種目に取り組み始めたきっかけは、3000m障害で日本記録を持つ齋藤みう(パナソニック)の走りへの憧れだったと伝えられています。
レース後には「まさか日本一が取れるとは思っていなくて……。ここに対する気持ちは誰よりも大きかったと思うので、優勝できて良かったです」、終盤については「ラストで愛媛チームの声がすごく聞こえて、行けるかもと思いました」とコメント。今後の目標には「県代表になって、全員で都大路に行って、チームに貢献したいです」と、駅伝への思いを語りました(月刊陸上競技・あいテレビ配信記事より引用)。
③なぜ最後に伸びたのか(考察)
ここからは報道されたレース展開と本人コメントを踏まえた上での考察です。
中学で磨いた1500mのスピードが障害でも生きた
全中1500m2位という中距離のスピードを土台にしているため、障害を越えながらも終盤にペースを上げられたと見られます。2000m障害は持久力と跳躍の両方が必要な種目ですが、基礎スピードの高さが最後のキレにつながった可能性があります。
「タイムより順位」という割り切りが、前半の無理を防いだ
先行する選手に無理について行かず、2番手付近で脚を残したことが、ラスト1周での逆転につながったと考えられます。結果的に先行選手が失速した局面で、余力のある走りができました。
県代表チームの声援を力に変えた終盤の集中
「愛媛チームの声がすごく聞こえた」というコメントの通り、国スポは都道府県対抗のチーム戦です。個人競技でありながら県の仲間の応援が背中を押す構造が、苦しい最終局面の後押しになったと見られます。
④高校駅伝・障害種目への意義
2000m障害は高校生年代の障害種目で、将来の3000m障害への入り口でもあります。高校2年生でU20・U18の2つの日本記録を同時に更新したことは、今後の3000m障害や中長距離全体の層を押し上げる存在になり得ることを示しています。本人が語った都大路(全国高校駅伝)に向けても、大きな追い風となる優勝です。
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よくある質問
Q. 近藤楓香選手の記録は何秒でしたか?
A. 2026年10月15日、青森国スポの少年女子A2000m障害で6分31秒52。U20日本新・U18日本新・大会新の3つを同時に更新しました。
Q. どこの学校・都道府県の選手ですか?
A. 愛媛県の聖カタリナ学園高校2年生です。
Q. レースはどんな展開でしたか?
A. 神村学園高(鹿児島)のムリティ・マーシー選手が序盤から先行。近藤選手は2番手付近で追い、先行選手が失速した終盤、ラスト1周で逆転しました。
Q. RunMatchで長距離走の練習仲間も探せますか?
A. はい。マラソン練習からジョギングまで、目的やレベルに合わせて仲間・友達を探せます。
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