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RunMatch > コラム > 東洋大 日本インカレ4×100mR
陸上ニュース2026年9月7日

1年生2人を起用して優勝——
東洋大、日本インカレ4×100mR制覇の勝因【2026年】

2026年9月6日、日本インカレ男子4×100mR決勝で東洋大学が39秒04で優勝。第1走者と第4走者(アンカー)にそれぞれ1年生を起用するという布陣ながら、有力校を抑えて頂点に立ちました。各走者の個人記録から、勝因を陸上競技目線で分析します。

この記事でわかること

1決勝の結果と各走者の個人記録
21年生2人を起用した東洋大の布陣
3なぜこの布陣で優勝できたのか(考察)
4バトンパスでの失格が相次いだ理由
39.04
日本インカレ4×100mR優勝タイム(秒)
2026/9/6 決勝
38.78
予選タイム(決勝より速い、秒)
2026/9/5 予選
2人
1年生を起用した走順(第1・第4走者)
北村仁一朗・山田吾愛仁
公式記録

東洋大メンバーの100m個人ベスト

1走 北村(1)U202走 大石(4)10.16秒3走 山本(4)4走 山田(1)10.39秒

出典:日本学生陸上競技連合 公式記録・東洋大学陸上競技部発表(一部個人ベスト非公表)

目次

  1. 決勝の結果詳細
  2. 1年生2人を起用した布陣
  3. なぜこの布陣で優勝できたのか(考察)
  4. バトンパスでの失格が相次いだ背景
  5. よくある質問

①決勝の結果詳細

2026年9月6日、日産スタジアムで行われた日本インカレ男子4×100mR決勝。東洋大学(北村仁一朗・大石凌功・山本嶺心・山田吾愛仁)が39秒04で優勝しました。2位は中央大学(小室歩久斗・黒木海翔・植松康太・エケジュニア瑠音、39秒14)、3位は早稲田大学(高須楓翔・水野琉之介・由井響・関口裕太、39秒24)。日本学生記録・大会記録である38秒45(早稲田大、2024年)には及びませんでしたが、有力校がひしめく中での優勝でした。

POINT

東洋大は前日9月5日の予選を38秒78で通過しており、決勝の39秒04より速いタイムでした。予選段階からすでにトップクラスの走りができていたことが、決勝でも動じない優勝につながったと見られます。

②1年生2人を起用した布陣

優勝メンバー4人の内訳を見ると、東洋大が編み出した布陣の特徴が見えてきます。

1走

北村仁一朗(1年・U20)

スタートを任されたのはU20カテゴリーの1年生。第1走者はスタートダッシュと最初のバトンパスの精度が求められるポジションで、いきなり大役を任された形です。

2走

大石凌功(4年・100m個人ベスト10.16)

この日の個人100m決勝でも3位(10秒41)に入った、チームのエース格。2025年世界大学選手権(WUG)6位の実績も持ち、チームの中核としてレースを引き締めました。

4走(アンカー)

山田吾愛仁(1年・兵庫県立八代高校出身、100m個人ベスト10.39)

最終走者を任されたのも1年生。2026年度の新入生で、高校時代の100mベストは10秒39。プレッシャーの大きいアンカーを任される時点で、チーム内での信頼の厚さがうかがえます。

③なぜこの布陣で優勝できたのか(考察)

ここからは公式発表の事実を踏まえた上での考察です。1・4走という最もプレッシャーのかかる2つのポジションに1年生を起用しながら優勝できた背景には、複数の要因が考えられます。

01

中間区間(2・3走)の走力の高さがチーム全体を支えた

個人100mで10秒41の3位入賞を果たした大石を含む、2走・3走の走力が高く安定していたことで、1年生2人にかかるプレッシャーを相対的に軽減できたと見られます。リレーは中間区間のトップスピードの質がタイム全体を左右しやすい種目です。

02

予選を余裕あるタイムで通過できたことによる自信

予選の38秒78は決勝の39秒04を上回るタイムで、他チームに対して力の差を示せた状態で決勝に臨めました。この「格の違い」を見せつけた予選が、1年生2人の緊張を和らげた可能性があります。

03

バトンパスの精度を重視したチーム作り

後述の通り、この決勝では3チームがテイクオーバーゾーンでのバトンパス失敗により失格となりました。東洋大がノーミスで完走できたこと自体が、地道なバトン練習の成果を示しており、個人の走力だけでなくチーム練習の質の高さがうかがえます。

④バトンパスでの失格が相次いだ背景

この決勝では、仙台大・大東文化大・日本大の3チームがテイクオーバーゾーン内でのバトンパス不成立(規則TR24.7違反)により失格となりました。8チーム中3チームが失格するというのは高い割合で、決勝という舞台の緊張感の中でバトンパスの精度を保つことの難しさを物語っています。東洋大が個人の走力だけでなく、確実なバトンパスを最後まで貫けたことが、優勝の土台になったといえます。

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よくある質問

Q. 日本インカレ男子4×100mRの優勝校は?

A. 2026年9月6日、東洋大学(北村仁一朗・大石凌功・山本嶺心・山田吾愛仁)が39秒04で優勝しました。

Q. 日本学生記録・大会記録は破られましたか?

A. 破られていません。記録は早稲田大学が2024年に樹立した38秒45で、今回の優勝タイム39秒04はこれに届きませんでした。

Q. 決勝で失格になったチームはありましたか?

A. はい。仙台大・大東文化大・日本大の3チームが、テイクオーバーゾーン内でのバトンパス不成立により失格となりました。

Q. RunMatchでリレーのような仲間との練習相手も探せますか?

A. はい。競技志向の練習相手からランニング初心者まで、目的やレベルに合わせて仲間・友達を探せます。

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